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グーグル八分の意味と使い方をマスターしよう!

グーグル八分とは、グーグルで本来は上位に表示されるはずのウェブサイトが、検閲などにより検索の対象から外れてしまう状態をいいます。特定の地域社会の中で仲間外れにされることを村八分といいますが、グーグル八分はその検索エンジン版といえます。

 

グーグル八分の実態

グーグル八分の実態

 

ここではグーグル八分の実態を端的にお伝えしたいと思います。

 

グーグル八分は「めったに起きないもの」

グーグル八分というのは、ごく普通にウェブサイトを運営していればそうそう巻き込まれるものではありません。グーグル社自身がグーグル八分を発令することに対してかなり慎重になっています。見境なくグーグル八分を乱発することはグーグル社自身の信頼の低下にもつながるからです。

 

スパム判定とグーグル八分は似て非なるものである

グーグル八分と似た現象に、スパム判定があります。現在のグーグルは過剰なSEOを禁じています。ガイドラインに反した過剰なSEOを行ったウェブサイトに対しては、ランキングを大幅に下げて人目につかないようにする、という対処を取っています。グーグル八分とスパム判定の最も大きな差は「そこに悪意があるかどうか」です。

グーグル八分になったウェブサイトの運営者はほとんどの場合、自分に非があるとは考えていません。「普通にウェブサイトを運営しているつもりだったのに、気が付いたら検索結果から消えていた」と感じることが多いようです。それに対してスパム判定を受けたウェブサイトの運営者はほとんどの場合、悪意を持ってウェブサイトを運営しています。検索エンジンをだましてやろうという明確な意識を持っているのですね。

また、グーグル八分はあくまでも「検索結果から除外される現象」です。それに対してスパム判定は「検索結果の下位に飛ばされる現象」です。グーグル八分を受けたサイトはそもそもグーグルに登録を解除されてしまっていますが、スパムサイトは一応登録されているという点でも違いがあります。

 

グーグル八分に関係なく、検索順位はたびたび上下する

例えば最近更新がないサイトは次第に検索順位が下がりますし、ソーシャルネットワーキングサービスで爆発的にシェアされたサイトは一気に検索順位が上がります。特に何も起こっていないサイトも、別のサイトの影響を受けて順位が上がったり下がったりすることがあります。グーグル八分はそもそもグーグルで全く検索結果に出なくなってしまう現象のことであり、検索順位が下がることとは全くの別物です。

 

Google Dance(グーグルダンス)という現象が起こっているかもしれない

グーグルダンスとは、接続するサーバーによって検索結果に差異が出る現象のことです。グーグル社は数十万台のサーバマシンを持っています。すべてのサーバーを管理するのは大変らしく、管理ミスが原因で検索結果が変わることは珍しくありません。この現象はグーグル側の問題なので、利用者はどうしようもありません。たいていの場合は数日もすればこの現象は収まりますので、一時的に検索順位が大幅に下がったからと言って慌てないことが大切です。

 

新しくできたばかりのサイトはグーグルに登録されていないことがある

グーグルは、検索エンジンに様々なサイトを登録するためのクローラーという機械を持っています。クローラーはウェブ上のファイル(HTMLのみならず、画像やPDFなどのファイルも含む)を収集し、それを持ち帰ってデータベース化するものです。クローラーによって持ち帰られたデータはインデックス化され、巨大なデータベースに組み込まれます。

新設されたばかりのサイトはまだクローラーがやってきていないため、グーグルにも登録されていません。サイトを設置してから数日たっても登録されてないことはざらです。サイト新設から1か月ぐらいは、たとえ検索に引っかからなくても様子を見たほうがいいでしょう。

 

グーグルの運営方針

グーグルの運営方針は以下のようになっています。

「Google の方針として、検索結果に対する検閲は行われていません。しかしながら、各国の法律、条例、政策の求めに応じ、これを行うことがあります。」

 削除の判断基準については

「法務部が判断し,要求が正当と考えられる場合削除する。」

としています。ずいぶんあいまいな言い方ですね。この方針に関しては外部から単なる検閲である、グーグルにとって都合の悪いウェブページに対する圧力であるとする意見もあります。グーグルは日本やヨーロッパの企業にとっては他国の企業であり、彼らに生殺与奪を握られることは非常にハイリスクであることから、独自に次世代検索技術の開発に着手する国もあります。たとえば、フランスとドイツは2005年4月から「Quaero」という独自の検索エンジンを開発しています。

 

グーグル八分を受けていないか確認する方法

現在のグーグルでは、グーグル八分を受けた場合、ウェブサイトの管理者に連絡が来るようになっています。また、グーグル上で自分のサイトがグーグル八分の憂き目にあっていないかを確認することも可能です。

 

Site検索で確認してみよう

まずはグーグルを開き、「site:www.xxxxx.co.jp」のように、「site:URL」というキーワードを入力して検索します。これで自分のサイトがグーグルに登録されているかをサイト単位でまとめて確認することができます。

ただし、ウェブページが多いサイトでは、一部のウェブページが登録されていないことがままあります。これはグーグル八分ではなく、検索エンジンの技術不足が原因で起こる現象です。特にブログの場合は検索に引っかからないページが複数あってもおかしくありません。一部でも登録されていた場合はとりあえずグーグル八分は受けていないということになります。

 

グーグル八分を受けていた場合の対処法

まずは自分のサイトをグーグルに再登録しましょう。それだけで検索結果に復活するということはままあります。再登録においてはすべてのウェブページを登録する必要はありません。いわゆるトップページを再登録するだけで十分です。 それでも検索結果に戻ってこない場合は、グーグルにそのことを訴えましょう。それでもダメな場合は、そのウェブサイトを放棄して新しいウェブサイトを作ったほうがいいかも知れません。

ただし、グーグル八分かと思ってよく調べてみたら、実際にはペナルティを受けていただけだった、というようなことはままあります。この場合はペナルティを受けた原因と思われる部分をすべて訂正して、スキのないサイトを作ったうえでグーグルに再登録するといいでしょう。

 

グーグル以外の検索エンジンは検閲を行っているのか

グーグル八分は理由はどうあれいわゆる検閲に該当しますが、その他の検索エンジンは検閲を行っているのでしょうか。たとえば、Yahoo!八分現象は確認されておらず、 MSNは検索の検閲を行わないと明言しています。しかし、中国においては国境なき記者団の調査により、上記の検索エンジンが「中国共産党にとって都合のいい検閲」を行っていたことが明らかになっています。

また、MSNの「MSNモバイルサーチ」は、自殺サイトなど7つの反社会的なサイトの表示をしないと発表しています。また、MSNとグーグルはアダルトサイトに対してフィルタリングを行っています。

 

そもそも検閲は悪いことなのか?

これはいくら議論しても結論が出ないものと思われます。たとえば、子供向けのポータルサイトである「YAHOO!きっず」は、子供にとって有害なサイトが検索されないような仕組みになっています。いわゆる「フィルタリング」ですが、聞こえのいい言葉を使っていても結局やっていることは検閲の一種です。しかし、これを批判する人はあまりいないように個人的には感じます。

自殺サイトや犯罪示唆サイトは検索結果に出たほうがいいのか、出ないほうがいいのか。どんなサイトであれ検閲は行うべきではないと考える人もいれば、反社会的なサイトは検索結果に出すべきではないという人もいるでしょう。

 

忘れられる権利とは

忘れられる権利とは

最後に、グーグル八分とも少し関係がある、「忘れられる権利」についてお話ししたいと思います。忘れられる権利とはその名の通り、人から忘れられる権利のことです。細かい定義はまだ定まっていませんが、基本的には「インターネットにある個人情報を削除してもらう権利」のことを指すことが多いようです。

インターネットは非常に便利なものです。個人が発信した情報が、あっという間に全世界に発信されるからです。東京にいながら九州や北海道はもとより、海外にいる人とも瞬時にコミュニケーションや情報の交換ができます。これは素晴らしいことですが、反面一度公開してしまった情報はインターネットからほぼ消せないため、安易な気持ちで住所や名前、写真などを公開してしまい、あとで後悔する人が後を絶ちません。こうした人たちを救済するのが、忘れられる権利という新しい概念です。

 

忘れられる権利の興り

2011年11月、フランスの女性がグーグルに対して「過去に発表したヌードの写真」を消去してほしいと裁判を起こし、勝訴しました。この判決がきっかけで、EU議会は各国の国内法化によらず直接効力を有する「EUデータ保護規則」改正案を可決。忘れられる権利が明文化されました。これに伴いグーグルは忘れられる権利が適用されると判断された情報を検索結果から削除する作業を始めています。

しかし、削除範囲は欧州に限られているため、たとえばアメリカのgoogle.comや日本のgoogle.co.jpでは普通に検索結果にその情報が表示されてしまうという問題がありました。これを受けてフランスプライバシー当局は2015年、Googleに全世界で「忘れられる権利」の適用を指示。グーグル社はこの命令に従わない方針を明らかにしています。

これだけ見るとグーグル社がごねているようにも見えますが、もちろんグーグルにはグーグルなりの立場があります。一番の問題は情報削除の判断を行ったり、実際に削除したりするコストをだれが支払うのか、ということです。現在は民間の事業者がそれを行っていますが、将来忘れられる権利が広く認められるようになった場合、グーグルはともかく小さな事業者は商売が立ちいかなくなる恐れもあります。そもそも一度は本人の意思で公開したデータを消すのに、なぜ事業者側がコストを負担しなければならないのか、というのが事業者側の正直なところでしょう。

また、忘れられる権利は表現の自由や知る権利などとの既存の権利とのバランスが難しいものでもあります。忘れられる権利をあまりにも拡大してしまえば、それはほかの人の表現の自由や知る権利を奪ってしまうことにつながりかねないからです。インターネット上に公開されている情報を保護するにあたり、どのように被害者を救済し、かつ他社の権利を侵害しないようにするかは今後の議論の題目となりそうです。

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