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FRR・FARの意味と使い方をマスターしよう!

FRR(False Rejection Rate)とは、静脈認証や指紋認証などの生体認証システムにおいて、本人を他人であると判断し、拒否してしまう確率のことです。日本語では本人拒否率といいます。

一方、FAR(False Acceptance Rate)とは、他人を本人であると判断し、受け入れてしまう確率のことです。日本語では他人受入率と言います。

生体認証システムとは

生体認証システムとは、指紋や静脈、顔、筆跡など、人間ごとに違う特性を利用して認証を行うシステムのことです。従来のIDとパスワード、あるいはカードキーなどを使った認証と比べてなりすましが非常に難しく、パスワードを忘れてしまったりカードを紛失してしまったりすることもないというメリットがあります。

しかし、生体認証は本来アクセス権を持つ人を拒否してしまったり、あるいはアクセス権がない人を受け入れてしまったりする可能性が否定できないというリスクもあります。前者が発生する確率をFRR(本人拒否率)、後者が発生する確率をFAR(他人受入率)といいます。

FRR,FARのどちらも低い生体認証システムが一番理想的ですが、

殆どの生体認証システムでは両者はトレードオフ、つまり一方を下げようとすれば一方が上がる関係にあります。

他人を拒否しようとすれば本人も拒否してしまう可能性が高まり、本人を受け入れようとすれば他人も受け入れてしまう可能性が高まるためです。

本人を拒否するのと他人を受け入れるのでは後者のほうがより損害が大きくなりやすいため、多くの生体認証システムでは多少FRRを犠牲にしてもFARを小さくすることを優先しています。

生体認証別に見たFRRとFARの比較

アルソックが発表したところによれば、主要な生体認証のFRRとFARの関係は以下のようになっています。

生体情報 FRR(本人拒否率) FAR(他人受入率)
静脈認証 ~0.01 0.0001
指紋認証 ~0.3 0.001
掌形認証 0.15 0.15
顔認証 1~ 1~
虹彩認証 0.1~ 0.0001
声紋認証 3~ 3~
署名認証(筆跡) 1~ 1~

主要な生体認証の内、最もFRRやFARが低く優秀なのは静脈認証です。静脈認証とは、手の静脈(体から心臓に戻る血液を運ぶ血管)の形状から認証を行うものです。指紋や顔などと違って、体の表面ではなく内部にあるものを使って認証を行うため非常に優秀です。

一方、顔認証や署名認証、声紋認証などはFRR,FARともに高く、認証システムとして優秀とはいえません。

FRRとFAR以外の重要な要素

しかし、これを持って静脈認証が最も優秀な生体認証システムであると言い切ることはできません。コストや認証者の違和感と言った問題があるからです。静脈認証はFRR、FARともに極めて低いものの、導入コストが他の認証と比べてやや高いという欠点があります。一方、指紋認証はFRRやFARは静脈認証にやや劣るものの、導入コストが安価という長所があります。

しかし、指紋認証は認証画面にタッチしなければならないため、抵抗感を感じるという人がいるかもしれません。一方、静脈認証は非接触型のものもあるため、抵抗感は比較的少ないでしょう。ただ、中には静脈を読み取れること自体に抵抗感を感じるという人もいるかもしれないので、一概に「静脈認証は抵抗感が少ない」と言い切ることもできません。

どの生体認証システムにもそれぞれメリットとデメリットがあり、だからこそ複数の生体認証システムが考案されているのです。
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