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コピーネバー・コピーワンス、ダビング10の意味と使い方をマスターしよう!

コピーネバー・コピーワンス、ダビング10は、いずれもデジタル著作権管理に関する用語です。デジタル著作権管理とは、デジタルデータの著作権を保護し、複製や利用などを制御するための技術のことです。デジタル著作権管理はアルファベットで「DRM」と表示されることもあります。

コピーネバー・コピーワンス、ダビング10

 

デジタルデータの著作権管理の難しさ

デジタルデータというものは、アナログな商品と違ってコピーが容易です。劣化することもないですし、インターネットを使えば遠く離れた場所にデータを送信することもできます。このような技術は素晴らしいものですが、それゆえに音声や動画、文芸などのデジタルデータの著作権は非常に危うい立場にあります。

これらデジタルデータの著作権を保護するのがデジタル著作権管理です。

デジタルデータの著作権を保護することは、著作者のみならず消費者にとっても大切なことです。デジタルデータを有料で購入した人が安心してそのデータを利用できる仕組みがなければ、誰もデジタルデータを購入しなくなってしまいます。そうなればやがてはデジタルデータを制作する人もいなくなってしまい、コンテンツが世の中に流通しなくなってしまいます。

とはいえ、デジタルデータの著作権保護することは簡単ではありません。インターネットの世界を少し見渡してみれば、デジタルデータを不正コピーしたものがあふれていることがわかります。

たとえばYoutube。世界を代表する動画配信サイトですが、著作権所有者の許可を得ないままアップロードされている動画たくさんあります。もちろん、Youtubeもこうした情報をまるっきり野放しにしているわけではありませんが、そうした無許可動画(テレビやゲームなどの動画が主)は再生数が伸びやすく、また数も多いため完全に排除しきれていません。

もちろん、こうした無許可動画は販促になっている一面もあるのですが、だからと言って野放しにしたままでいいはずがありません。こうしたエンターテインメントの世界において、デジタル著作権管理は重要な課題となります。

しかし、デジタル著作権管理はただ単に締め付けを厳しくすればいいという性質のものでもありません。著作権者の権利を重視しすいて、コンテンツの再生が不便になるといったようでは困るからです。実際、アップルやアマゾンなどの大手ウェブサイトは音楽提供会社と協議の上、一部の音声データにおいてデジタル著作権管理を設定することをやめています。著作権者の権利を強力に保護するよりも、消費者の利便性を確保したほうがいいと判断したのでしょう。とはいえもちろん著作権者の権利をないがしろにしていいというわけではなく、今後は著作権を保護し、なおかつ消費者の利便性も損なわない革新的な技術が必要になってくることでしょう。

 

代表的なデジタル著作権管理の技術

代表的なデジタル著作権管理の技術

CCI

デジタル放送で配信された動画のコピーを規制する技術にCCI(コピー制御信号)があります。デジタルデータをコピーできる回数に上限を設けることによって、著作権を保護します。

CCIにはDVDなどへの録画(コピー)が一切できない「コピーネバー」、再コピーはできないがムーブは自由にできる「ノーモアコピー」、1回だけコピーができる「コピーワンス」、10回までコピー可能な「ダビング10」、コピーが自由にできる「コピーフリー」などがあります。

ちなみに、デジタル放送のダビングには「コピー」と「ムーブ」があります。コピーとはその名の通りデジタルデータを複製することです。元のデータは元の場所(HDDなど)に残されます。それに対してムーブはデジタルデータを移動することです。Windowsでいうところの「切り取り」に相当します。元のデータは元の場所(HDDなど)から消去されます。

 

CCCD(コピーコントロールCD)

音楽データのコピーを規制する技術です。コピーコントロールと名前がついている通り、パソコンによりコピーやCDが制御されています。現在流通しているCCCDはCD規格(CD-DA)を満たしていないため、正確にはCDということはできませんが、見た目はほとんどCDと同じです。

CCCD誕生の裏には音楽業界の衰退があります。CCCDが誕生した時期は音楽CDの売り上げが目に見えて下がっていた時期と重なっています。音楽業界側の言い分によれば、当時は音楽CDの違法コピーが蔓延しており、それを防ぐためにコピーができないCCCDを売り出したそうですが……。 しかし、このCCCDという技術にはデメリットも多く、十分に普及することなく衰退していきました。

一番のデメリットはファイル変換できないことです。音楽CDを正規の手続きで購入した人もCCCDのせいで、iPodなどでの機器での再生が制限されるということは珍しくありませんでした。

また、CCCDは正規の音楽CDの規格ではないため、Windows上で再生する場合は専用プレイヤーが必要となります。かといってCDプレイヤーでも再生できない可能性がありました(CCCDは正規のCDではないため、読み込み不良のデスクを入れたときと似たような反応が起こります)。本来購入したCDをiPodで聞こうがWindowsで聞こうがCDプレイヤーで聞こうがその人の自由なのに、再生手段が大きく制限されてしまうというのは消費者にとっては紛れもない不利益でした。それどころか場合によっては音楽再生機にダメージを与えてしまう可能性すらありました。

このようなデメリットがたくさんあるにもかかわらず、CCCDのコピー防止機能は決して強固とは言えず、少し知識と技術がある人ならば簡単に突破することができました。一般ユーザーに不便を強要し、悪質なユーザーに対しては抑止力にならなかったため、消費者のみならずアーティストからも反発を受けました。

これを受けて強力なCCCD推奨派だったエイベックスは、すべての商品にCCCDを適用させるのをやめ、商品ごとに判断すると路線変更をします。SMEもCCCDから撤退し、2006年ごろにはほとんどのメーカーがCCCDから手を引くことになりました。現在はCCCDの商品は中古音楽CDショップなどでたまに見かける程度となっています。

 

マクロビジョン

アメリカの企業マクロビジョン社が提供している、映像データを守るための技術です。マクロビジョンが施された映像データはDVDプレイヤーなどでは正常に見ることができますが、ビデオデッキなどの録画装置で見ようとすると映像が乱れてまともに見られなくなります。ただし、音楽は乱れません。

 

ネットワークプロテクト

ソフトウェアの不正な複製を防止するための技術です。ボリュームライセンス契約(1つのソフトウェアに対して複数の利用権を与えること)を結んだときに重要になってくる技術です。たとえば、1つのソフトウェアを5つのパソコンで使う利用権(ライセンス)を購入したとします(学校や企業、官公庁などたくさんのソフトが必要になる場所ではよくあることです)。このような状況下では正規に購入したライセンスを不正にコピーし、コストダウンを図るユーザーがいます。ネットワークプロテクトはそれを防止するために生まれた技術です。

ネットワークプロテクトでは、特定のソフトウェアがネットワーク内で起動されている数を計測し、購入されたライセンス数を超えていないか確認します。

以前はシリアルナンバーやCD-ROMで不正な複製を防止するのが一般的でしたが、最近はインターネットが普及し常時接続が当たり前になったため、ネットワークプロテクトで管理するのが普通になってきています。

 

デジタル著作権管理の現在

近年は著作権侵害に対する権利者の対応は厳しくなっています。一方で、販促効果を認めて正式にコンテンツの動画サイトへのアップロードを認める企業もあります。なんにせよ、ウェブサイトにデジタルコンテンツをアップロードしたり、友人知人とデジタルデータをやり取りしたりする場合は、他者の著作権を侵害していないか十分注意する必要があります。

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