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グローバルIPアドレスの意味と使い方をマスターしよう!

グローバルIPアドレス

 

グローバルIPアドレスとは、インターネット上に接続されているすべての機器に割り当てられているIPアドレスのことです。グローバルアドレス、パブリックアドレスということもあります。ICANNが一元的に管理しており、各国のNICによって割り当てられます。

 

TCP/IPプロトコルとは

IPアドレスについてお話しする前に、まずはTCP/IPプロトコルについて説明します。プロトコルとは、インターネット上でやり取りするための規約、決まりごとのようなものです。たとえば、アメリカ人とイギリス人が会話をする時には、お互いの母国語である英語(規約)で会話(やり取り)をします。それと同じように、インターネット上でコンピュータ同士がデータをやり取りするときには、TCP/IPプロトコルという規約を使います。

TCP/IPプロトコルは正確にはTCP/IPプロトコル群といい、中にはHTTP(パソコンとウェブサーバーのデータをやり取りするための規約)やSSL(暗号化通信を行うための規約)、FTP(パソコンからサーバーにファイルを転送するための規約)などが含まれています。

TCPはホームページ閲覧、メール送受信、ファイル転送などのための規約で、IPはデータやパケットを指定されたところに届けるための規約です。パケットとは小包のことです。通信を行う際には通常、パケットという小さな単位に分割して行います。

 

IPアドレスとは

IPアドレスとは、パソコンにつけられている個体番号です。住所や電話番号のようなものと思ってもらって間違いないでしょう。

 

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス

 

IPアドレスにはグローバルIPアドレスプライベートIPアドレスの2つがあります。グローバルIPアドレスとは、インターネットに接続されているすべての機器に割り当てられているIPアドレスのことです。グローバルIPアドレスは固有のものであり、同じグローバルIPアドレスを別のコンピュータが持つことはありません。

グローバルIPアドレスの標準化や割り当てを行っている組織をICANNといいます。ICANNはアメリカの民間非営利団体で、ドメイン名やIPアドレス、プロトコルポート番号などの識別子の割り当て・割り振りの調整がメインの業務です。

また、ICANNと関係が深い組織にNICがあります。NICはグローバルドメイン名やIPアドレスなどのネットワーク資源の管理や調整を行う民間の非営利団体です。世界の各地域にNICが設置されており、ICANNの調整をもとにIPアドレスの配布を行います。

日本のNICは日本ネットワークインフォメーションセンターという団体です。

さて、グローバルIPアドレスはすべてのインターネットに接続されている機器に割り当てられている番号ですが、その番号は通常「123.219.029.212」のように、0~255までの数字をつなげた形で表示します。各カンマで区切られた数字は2進数の8けたで表現することができます(123.219.029.212=01111011. 11011011.00011101. 11010100)。つまり32ビットです。このような形式のグローバルIPアドレスをIPv4といいます。

しかし、この形式では、グローバルIPアドレスを256の4乗、つまり約42億個しか作ることができません。現在の世界人口は約72億人なので、一人が一台のインターネットにつながったパソコンを持つと30億台も足りなくなってしまいます。そうでなくても先進国では1人が複数台のインターネットにつながった機器を持つことが当たり前になっています。このままではIPアドレスが枯渇してしまいます。そこで生み出されたのが、次世代のIPアドレスと言われているIPv6です。

IPv4ではグローバルIPアドレスを32ビットで表現しています。32ビットなので作れるグローバルIPアドレスは2の32乗、つまり約42億個です。それに対してIPv6ではIPアドレスを128ビットで表現しています。したがって、事実上ほぼ無限大にグローバルIPアドレスを生成することができます。これがIPv6の最大のメリットです。

 

プライベートIPアドレスとは

プライベートIPアドレスとは、インターネットにはつながっていないコンピュータに割り当てられている識別番号です。たとえば、家庭内に無線LANを構築しており、モデム(ルーター)を通じてパソコンをインターネットに接続している場合について考えます。この場合、モデム(ルーター)は直接インターネットと繋がっているのでグローバルIPアドレスを持っています。しかし、各パソコンはインターネットに直接つながっているわけではありませんので、グローバルIPアドレスを持っていません。その代りにプライベートIPアドレスを持っています。

グローバルIPアドレスが会社の代表電話番号だとしたら、プライベートIPアドレスは内線番号のようなものです。プライベートIPアドレスはグローバルIPアドレスと違い、別々のネットワークではその数字が被ることがあり得ます。

たとえば、企業Aのネットワーク内に192.168.0.0というプライベートIPアドレスを持つパソコンがあり、家庭Aのネットワーク内に192168.0.0というプライベートIPアドレスを持つパソコンがある、ということは起こりえます。別々のネットワークにある(グローバルIPアドレスが違う)ので、プライベートIPアドレスが被っていても問題ないわけですね。

 

ちなみに、プライベートIPアドレスは

10.0.0.0~10.255.255.255

172.16.0.0 ~ 172.31.255.255

192.168.0.0 ~ 192.168.255.255

 

の範囲を使うようにきめられています。多くのルータでは192.168~を使うように設定されています。

 

グローバルIPアドレスとセキュリティ

グローバルIPアドレスは常に一定というわけではありません。コンピュータがインターネットにされた瞬間に、プロバイダが持っているグローバルIPアドレスの中から使われていないグローバルIPアドレスを一つ借りる、というのが普通です。借りてきたグローバルIPアドレスは、機器がインターネットから遮断された瞬間にプロバイダに返却されます。次の日、再びコンピュータをインターネットに接続した場合、またプロバイダからグローバルIPアドレスと借りることになります。このグローバルIPアドレスは昨日のものと同じこともあれば、違うこともありますが、違う可能性のほうがはるかに高いです。

どのコンピュータにどのグローバルIPアドレスを割り当てたかは、プロバイダの通信記録にはきっちりと残されます。しかし、個人情報保護法という壁があるため、それが開示されることは通常めったにありません。警察が犯罪捜査に利用したりする場合はありますが、詐欺師に情報が提供されることはほぼありえません。そんなことをしたらプロバイダの信頼にかかわるからです。そもそも開示依頼をしたことは記録に残るので、詐欺師がプロバイダに近寄ること自体があり得ないといえます。

つまり、グローバルIPアドレスがばれたからと言って、別に何か個人情報が漏えいするわけでは全くないということです。たまに詐欺サイトで「あなたのIPアドレスは××です。3日以内に振り込まないと云々」という脅し文句が出ることがありますが、別に無視してかまいません。繰り返しになりますが、グローバルIPアドレスがばれても不利益はないからです。

 

グローバルIPアドレスとドメイン名

インターネット上のコンピュータには前述の通りグローバルIPアドレスが割り当てられます。これはインターネット上の住所であり、通信先を指定する際に使います。しかし、グローバルIPアドレスは何の規則性もない単なる数字の羅列なので、人間にとっては覚えにくいものです。

このグローバルIPアドレスをわかりやすい形にしたのがドメイン名です。ドメイン名は人間にも覚えやすいようなアルファベットの綴りになっています。通信の際にドメイン名を指定すると、コンピュータがそれをもとに通信先のIPアドレスを割り出してくれます。ドメイン名とIPアドレスを変換するサーバーをDNSサーバーといいます。

 

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