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チェーンメールの意味と使い方をマスターしよう!

チェーンメールとは、不特定多数への転送を求める内容が書かれたメールに対する総称です。チェーン(鎖)のように連絡が連なることから、このような呼び名が付けられています。その内容はほとんどがいたずらですが、いたずらでないものもまとめてチェーンメールということが多いようです。
 

不幸の手紙とチェーンメール

 

 
チェーンメールは、昭和40年ごろに日本で流行った「不幸の手紙」の現代版と言われています。不幸の手紙とは、差出人不明が不明で、「この手紙と同じ内容の手紙を●日以内に×人以上に送らないとあなたは不幸になる」という旨の内容が書かれた手紙のことです。誰が始めたのかはわかりませんが、当時は子供たちの間で大流行しました。
 
ブームが最も加熱した時期には、公共機関や雑誌編集部が不幸の手紙を引き受けるという処置を取るほどでした。その後不幸の手紙は内容が周知されたこともあって次第に沈静化したのですが、それにとってかわったのがチェーンメールといわれています。
 
チェーメールの基本的な手口は不幸の手紙と変わりありません。「このメールと同じ内容のメールを●日以内に×人以上に送らないと、あなたは不幸になる」という文面であることがほとんどです。ただし、伝搬速度はこちらの方が桁違いに早いです。
 
不幸の手紙はあくまでも手紙です。手紙なので当然送るのには切手代と、ポストまで行く手間がかかります。受け取った側多少の不安を感じつつも、実際に転送するまでには至らないというケースも少なくありませんでした。しかし、チェーンメールはメールなので、簡単に転送することができます。転送が簡単な分、伝搬する速度も速いというわけです。
 
また、チェーンメールの特徴として、「大人も引っかかるケースが多いこと」が上げられます。不幸の手紙のメインターゲットは小中学生でした。分別ある大人はあんな子供だましのものには引っかからない、というのが通説でした。しかし、チェーンメールがネットで流行するようになると、そのような通説はあっさり崩れ去りました。大人でもメディアリテラシーの低い人は、善意でチェーンメールを回してしまうことが分かったのです。年齢に関係なく、騙される人は騙される、というわけです。
 

チェーンメールはどれくらいのスピードで広がるの?

 
チェーンメールがどれくらいのスピードで広がるのか、ちょっと試しに計算してみましょう。条件は以下の通りとします。
 

  • 最初にチェーンメールを送るのは一人だけ
  • 文面は「5人にメールを送らないと不幸になる」というもの
  • チェーンメールを受け取った人は必ずそのメールを5人に転送する
  • 一人がメールを受け取ってから、別の人に転送するまでにかかる時間は10分
  • 同じ人が二度以上チェーンメールを受け取ることはない
  • この場合、チェーンメールは以下のように広がっていきます。

 

時間 0分後

10分後 20分後 30分後 40分後 50分後 60分後
受け取った人数 1人 6人 31人 151人 751人 3751人 18251人

 
このように、チェーンメールは加速度的に広がっていくという特徴があります。もちろん、実際にはチェーンメールを受け取った人が必ず転送するとは限りませんし、メールを受け取ってから別の人に転送するまでにかかる時間が10分であるとは限らないのですが、ともかくチェーンメールは一度転送され始めるとものすごい勢いで回されるということは覚えておいてください。
 
なお、この仕組みはいわゆるマルチ商法の仕組みと似ています。
 

チェーンメールの内容

 
チェーンメールの内容は前述のとおりいわゆる「不幸の手紙」をベースにしたものが多いですが、そうでないものもあります。ここでは代表的なチェーンメールの内容をいくつかご紹介したいと思います。
 

1. 不幸の手紙・幸福の手紙

 

 
不幸の手紙については前述の通りです。幸福の手紙は不幸の手紙とは真逆で、「この手紙と同じ内容の手紙を●日以内に×人以上に送るとあなたは幸福になる・願いが叶う・好きな人と結ばれる」という内容のものです。このようなメールは一見善意のメールに見えますが、どちらも無駄にトラフィックを消費するという点では変わりありません。
 

2. テレビ局などを装った宣伝

 
「テレビの企画の実験でチェーンメールがどれくらいの速度で広がっていくか調べている」、「血液が足りなくて困っているので、みんなに献血を進めてほしい」といった、人間の善意や興味に訴えかけるタイプのチェーンメールも少なくありません。こうしたチェーンメールを転送する人は善意からやっていることが多いので、前述の「不幸の手紙」よりもむしろ食い止めるのが難しかったりします。
 
当たり前の話ですが、テレビ局がチェーンメールの転送実験なんてすることはありませんし、献血用の血が足りないことがあってもこんな形で訴えかけることはありません。
 

3. 宣伝用リンクを踏ませるためのもの

 
不幸の手紙が単なるいたずら目的であるのに対して、こちらは経済的な利益を得たいという明確な目的があるケースが多いです。チェーンメールというよりは、従来の迷惑メールの延長線上にあるものと言ってもいいかもしれません。チェーンメールの文末などにURLが張られており、そのリンクをクリックするとホラー画像が表示されたり、自サイトの宣伝が表示されたり……といった感じです。
 

4. 特定の個人や団体に対する嫌がらせ

 
特定の個人や団体を誹謗中傷するためのもの、あるいは特定の団体に関する悪いうわさを流すものもチェーンメールに含まれます。たとえば「●●という中学生は学校でいじめをしている」「××という食品会社は偽装表示を行っている」「△△という病院は人体実験を行っている」といった感じの内容になっています。もちろん、これは単なる誹謗中傷であり真実ではありません。●●という中学生や××という食品会社、△△当病院に対するイヤラガセが目的です。
 
とある調査によれば、チェーンメールの内容の中でも最も多いのは「不幸の手紙・幸福の手紙」で78%となっています。以下「テレビ局などをよそった宣伝」が13%、「宣伝用リンクを踏ませるためのもの」が9%で続いています。
 
また、チェーンメールに貼られているリンクはほとんどが出会い系・アダルト系であるのも特徴です。
 

チェーンメールが引き起こした社会的な騒動

 
2003年12月25日の未明、「佐賀銀行がつぶれるそうです」という内容のチェーンメールが出回りました。チェーンメールは瞬く間に広がり、同日中に取り付け騒ぎが発生し佐賀銀行は深刻なダメージを受けました。その後チェーンメールを送った女性が割り出され、信用棄損罪で処分されました。
 
記憶に新しいところでは、2011年の東日本大震災の直後にもチェーンメールが出回りました。その内容は「被災地で外国人窃盗団が暗躍している」「雨には放射性物質が含まれているので当たらないほうがいい」「現地では暴動が起きている」と様々でした。人間の不安に付け込んだ、極めて悪質なチェーンメールであるといえます。
 

チェーンメールはなぜ悪いのか

 
チェーンメールはその内容にかかわらず、すべてが悪いものとみなされています。理由は簡単で、そこに書いてある内容が嘘であり、社会を無用な混乱に陥れるからです。たとえ本人は善意のつもりで書いていたとしても、その内容が嘘ならばそれはすべてチェーンメールといえます。むしろ、本人が善意で書いていたほうがより厄介ともいえます。
 
チェーンメールを多くの人が回せば、加速度的に大量のメールが送られるようになり、メールサーバーがパンクしてしまいます。パンクまで行くことはまれですが、もしそうなってしまった場合、本当に大切な内容のメールが送れないという事態が発生してしまうかもしれません。
 
もし仮にメールサーバーの処理性能が無限ならば、チェーンメールはここまで悪いものであるとみなされなかったかもしれません。しかし、現実的にはメールサーバーの性能は有限なのです。限られたリソースを効果的に使用するためにも、チェーンメールは可能な限り少なくさせなければいけないものなのです。
 
また、デマを広げる可能性があるという点から見ても、チェーンメールは危険です。世の中に正しいことを広めるのは非常に難しいですが、嘘を広げるのは簡単です。
 

チェーンメールの対処法

 
では、実際にチェーンメールが送られてきた場合にはどう対処すればいいのでしょうか。最も簡単かつ確実な方法は「とにかく徹底的に無視すること」です。チェーンメールを送る側にとって最も望ましい事態は、受け取った側が勝手にたくさんの人に転送してくれることです。そのような誘導に乗ってはいけません。あなたがチェーンメールを転送すればするほど送る側の思うつぼになってしまいます。
 
送信者が知らない人間である場合は、まずメールをそもそも開封しないようにしてください。万が一開いてしまった場合は、すぐさま削除しましょう。そこにかかれているURLは絶対にクリックしてはいけません。
 
送信者が友人知人などの知っている人間だった場合は、注意をしたほうがいいでしょう。その友人知人はおそらく、チェーンメールを転送することが悪いことであると思っていない可能性があります。本当にあなたのことを大切に思っているならば友達もわかってくれるはずです。万が一それでも理解が得られない場合は……場合によっては縁を切ることも考えたほうがいいでしょう。特にネットだけのつながりの場合は、さっさとかかわらないようにしたほうがいいかもしれません。加害者になるよりはそのほうがずっとましです。
 
とはいえ、人間はどうしても不安を感じる生き物です。チェーンメールの内容があまりに真に迫っているものだと、なんとなく嘘だとわかっていても転送したくなるものです。そのような場合は、友人知人ではなく、日本データ通信協会のメールアドレスに送信してください。同協会では、チェーンメール受け取り専門のメールアドレスを20個公開しています。ここに送ればとりあえずは安心できるはずです。
 
また、チェーンメールを送信してくるアドレスがわかっている場合は、メールサービスの迷惑メールフィルタを利用するのも手です。迷惑メールの送信元から送られてくるメールはすべてゴミ箱に直送されるように設定しておけば、迷惑メールに煩わされることもありません。むろん、フィルターの設定を間違えると大切なメールまで迷惑メールフォルダに入れられてしまう可能性があるので注意が必要です。
 

チェーン書き込み

 
チェーンメールと似た概念に、チェーン書き込み(チェーンカキコ)があります。こちらはチェーンメールの掲示板バージョンとでもいえる存在で「この書き込みを見た人は●日以内に××個以上の掲示板に書き込まないと不幸になる」という内容のものです。対処法はチェーンメールと同じで、徹底的に無視するのが効果的です。ただし、掲示板の書き込みはあなた以外にもたくさんの人が見るので、あなたが無視してもほかの人が反応してしまっては困ります。運営に連絡が取れる場合は、スパム書き込みとして報告するといいでしょう。
 

チェーンメールと犯罪

 

 
チェーンメールはその内容によっては犯罪になることがあります。たとえば、上記の「不幸の手紙」系のメールを転送し「このメールをいつまでに何人に転送してください」と呼びかけることは、強要罪に該当する可能性があります。
 
強要罪は、権利の行使を妨害し、義務ではないことを強制することで成立します。強要罪に該当した場合、3年以下の懲役が与えられます。また、前述の通り、佐賀銀行取り付け騒ぎの際には、送信者の女性が信用棄損罪で逮捕されています。そのほか、威力業務妨害罪などに該当するケースも考えられます。結果としてサーバーがパンクした場合、通信会社が訴える可能性もあります。
 
もちろん、警察もそこまで暇ではないので、チェーンメールを転送してしまったぐらいで実際に罪に問われることはほとんどないでしょう。しかし、チェーンメールを転送することは他人に迷惑をかけることになりますし、たとえ警察に逮捕されることはなくても決して褒められた行為ではありません。
 
繰り返しになりますが、チェーンメールに対する最も効果的な対策はとにかく無視することです。どうしても無視できないという場合は、前述の日本データ通信協会のメールアドレスに送信に送信するという手もあります。チェーンメールが送られてきた場合は、慌てずに対処することが大切です。

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